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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう

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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう

AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)の教材を探している方へ。参考書3冊と問題集6種を、合格体験記12件の分析をもとにレビューしました。先に結論を言うと、迷ったら**Udemy動画講座(約2,000円)+ 問題集(Pin
AWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)は知識を問う試験ではなく、判断を問う試験です。正解を覚えるだけでは点が伸びません。同じサービスを知っていても、問題文の読み方と選択肢の絞り方を変えるだけで正答率は跳ね上がります。
この記事では教材の紹介はしません。スピードスタディで集めているSAA問題375件を分析した結果と、日本語・英語の合格体験記46件で集めた解き方の集合知をもとに、問題の読み方→考え方→選択肢の絞り方を実演していきます。最後に4分野から1問ずつオリジナルの例題を用意したので、記事の手順をそのまま試せるはずです。
この記事はSAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)対策シリーズの1本です。
テーマ | 記事 |
|---|---|
SAAの全体像 | |
勉強の進め方 | |
難易度・合格率 | |
教材の比較 | |
サンプル問題の解き方 | 問題の解き方(この記事) |
→ この記事では「問題の解き方」を実演します。
判断試験と聞いても、具体的にどんな形式なのかがイメージできないと対策の立てようがありません。そこでまず、SAAに出てくる2つの問題形式から確認します。選択肢4つから1つを選ぶ単一選択問題と、選択肢5つ以上から2つ以上を選ぶ複数選択問題の2種類です。スピードスタディの問題DB 375件を集計すると、単一選択が308問(82.1%)、複数選択が67問(17.9%)でした。だいたい5問に1問は複数選択と覚えておくと本番で面食らいません。
ここで知っておくべきは、SAA-C03試験ガイドにはっきり書かれている次の一文です。
Distractors are generally plausible responses that match the content area. (紛らわしい誤答は一般的に、分野の内容に沿った「もっともらしい」応答として作られている)
出典: AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) Exam Guide Version 1.1, Page 1
要するに、不正解の選択肢は「雑な受験者が引っかかる形で意図的に設計されている」わけです。AWS CLF(クラウドプラクティショナー)のように「S3とは何ですか」と直球で聞く問題は出ません。「ある企業が〜」という状況が長々と描かれ、条件を読み取り、正解と紛らわしい誤答を見分ける力が問われます。
私はCLFの次にSAAを受けましたが、問題文の長さに驚きました。CLFの感覚で1問目を読み始めたら、気付けば3回読み直していました。この記事で扱う解き方は、全部その「読み直し地獄」を抜け出すためのものです。

判断試験だと分かったところで、次は「何について判断するのか」です。判断の対象となるのが試験ガイドで定義された4つの分野で、まずは公式の配点から見ていきます。
分野 | 配点 | 何が問われるか |
|---|---|---|
セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% | アクセス制御、暗号化、ネットワーク分離 |
弾力性のあるアーキテクチャの設計 | 26% | 可用性、バックアップ、障害復旧 |
高パフォーマンスアーキテクチャの設計 | 24% | スケーリング、キャッシュ、非同期処理 |
コスト最適化アーキテクチャの設計 | 20% | 料金モデル、ストレージ最適化 |
出典: SAA-C03 Exam Guide Page 3
では、実際にどのサービスが問題文に登場するのか。スピードスタディの問題DB 375件で集計した出現回数の上位15サービスを出します。
順位 | サービス | 問題数 | 出現率 |
|---|---|---|---|
1 | EC2 | 175 | 46.7% |
2 | S3 | 135 | 36.0% |
3 | Lambda | 62 | 16.5% |
4 | Auto Scaling | 59 | 15.7% |
5 | VPC | 55 | 14.7% |
6 | ALB | 52 | 13.9% |
7 | IAM | 48 | 12.8% |
7 | RDS | 48 | 12.8% |
9 | EBS | 41 | 10.9% |
10 | CloudWatch | 39 | 10.4% |
11 | Aurora | 31 | 8.3% |
11 | DynamoDB | 31 | 8.3% |
11 | CloudFront | 31 | 8.3% |
14 | SQS | 29 | 7.7% |
15 | ECS | 27 | 7.2% |
EC2は2問のうち1問、S3は3問のうち1問の割合で登場します。EC2+S3+Lambda+Auto Scaling+VPCの5サービスで実質的な骨格ができていると言って差し支えありません。実務でこの5つを触っているなら、それだけで半分近くの問題が「仕事でやったやつ」に見えるはずです。
一方、コスト最適化系のサービスはインフラエンジニアでも穴になりがちです。Spot Instance、Reserved Instance、S3 Intelligent-Tiering、Glacier各種などは実務で扱う機会が少ないからです。私も業務でS3は毎日使いますが、Glacier Instant Retrieval と Glacier Flexible Retrieval の取り出し時間の違いは、試験勉強ではじめて整理しました。

頻出サービスが見えたら、次はその問題文をどう読むかです。スピードスタディの問題DB 375件で文字数を集計したところ、平均は235文字、3分の2(247問)が200文字以上の長文でした。最長は487文字で、日本語の本1ページ分に近い文量を1問あたり2分で処理することになります。
そのまま頭から読み下すと確実に迷子になります。そこで、問題文を次の3層に分解して読んでみてください。第1層のシナリオは、会社業種・アプリ種別・現状といった背景情報です。第2層の制約条件は「コスト最小」「可用性最優先」「運用負荷軽減」「データ保管期間○年」といったキーワードで、ここが正解を決めます。第3層の質問文は「最も〜なソリューションはどれか」「どの組み合わせを実装すべきか」で終わる一文です。
コツは質問文を先に読むことです。「最も〜」の部分を先に掴んでから制約条件を読み、最後はシナリオへ戻って具体条件を拾います。逆に読むと、シナリオを読んでいる間に重要な制約を忘れてしまいます。
ここが一番大事なので強調します。SAAの問題は質問文の末尾にある一語で正解が変わります。「最もコスト効率が良い」ならSpot Instanceが正解になる問題でも、「最高可用性」ならMulti-AZ + Auto Scalingが正解になります。シナリオがどれだけ長くても、最後の一文が判断の基準です。
3層に分解したら、次は選択肢の絞り方です。46件の合格体験記とAWS公式ガイドから整理した6つのテクニックを紹介します。順番に使う必要はなく、どれか1つが効いた時点で選択肢が2つまで絞れれば勝ちです。
Redditの合格者群が繰り返し口にしているのは「first instinct usually right」です。新しい情報が出てこない限り、最初に「これかな」と思った選択肢を変えない方が正答率は上がります。見直しで迷ったときも、よほどの誤読に気づかない限り回答は動かさないのが鉄則です。
「Cost-optimized」と書かれていたら、頭の中にS3 Standard-IAやGlacier、Spot Instanceが浮かぶ状態を作っておきます。キーワードごとの対応表はこの次のセクションでまとめています。
問題文に「運用負荷を最小に」「少ない運用で」と書かれていたら、迷わずマネージド側を選びます。RDS vs 自前EC2にMySQLを入れるなら前者、Fargate vs ECS on EC2なら前者です。要件で明示的に「EC2で」と指定されていない限り、マネージドが正解だと思って構いません。
複数の選択肢がどれも技術的に正しい場合、問題文の末尾の条件を重みづけます。「可用性を維持しつつコストを最小化」なら、可用性を捨てる選択肢は真っ先に消え、残った中で一番安いものが正解です。
複数選択問題では、選択肢を組み合わせると要件をちょうど全部カバーするパターンが正解になることがあります。要件が「認証」「暗号化」「アクセス制限」の3つなら、その3つを1つずつ担当する選択肢の組み合わせを探します。
AWSのWell-Architected Frameworkに明らかに反する選択肢は、どれだけもっともらしくても誤答です。具体的には、ルート認証情報をアプリに埋め込む、プライベートサブネットにパブリックIPを振る、SPOFを作る等が該当します。「AWSとしてそれはあり得ない」と感じたら、その感覚を信じて消してください。
6テクニックの2番目で触れた「キーワードからサービスを連想する」を、ここで具体的な表に落とし込みます。合格体験記46件とスピードスタディの問題DBを突き合わせて、SAAで頻出する表現と第一選択サービスの対応表を作りました。頭に入れておくと、問題文を読みながらサービスを連想する速度が変わります。
問題文の表現 | 第一選択 | 補足 |
|---|---|---|
Cost-optimized / コスト最適化 | S3 IA、Glacier、Spot、Reserved | 階層別ストレージとEC2購入オプション |
Highly available / 高可用性 | Multi-AZ、Auto Scaling、ELB | AZをまたぐ構成が定番 |
Fault tolerant / 耐障害性 | Multi-AZ、クロスリージョンレプリケーション | DRが絡むとRoute 53 failover |
Event-driven / イベント駆動 | Lambda、SQS、SNS、EventBridge | サーバーレス構成 |
Decoupled / 疎結合 | SQS、SNS、EventBridge | アプリ統合系 |
Fully managed / 完全マネージド | RDS、DynamoDB、Aurora Serverless、Fargate | 運用負荷を削減 |
Least operational overhead / 運用負荷最小 | マネージドサービスを優先 | 自前構築より先に検討 |
Read-heavy / 読み込み多い | ElastiCache、Read Replica、DAX | キャッシュ層を追加 |
Hybrid / オンプレ+クラウド | DataSync、Storage Gateway、Direct Connect | 移行・接続系 |
SMB / Windows共有 | FSx for Windows | NetApp ONTAPやEFSではない |
POSIX + 高スループット + S3連携 | FSx for Lustre | HPC用途 |
組織全体からのS3アクセス | aws:PrincipalOrgID | バケットポリシー条件 |
全部を暗記する必要はありません。問題を解くたびに「この表現のときは何を選ぶか」を対応表で確認するだけで、2週間もすれば自然に浮かぶようになります。
出典:
6テクニックで2択まで絞れても、最後の1つをどう落とすかが残ります。ここからは「残った選択肢が紛らわしい誤答かどうか」を判断するためのパターンを紹介します。46件の体験記と英語圏の解説記事を突き合わせたところ、主要な5パターンに整理できました。
コスト・可用性・セキュリティのどれかを無視している選択肢です。たとえば本番環境のRDSをSingle-AZで運用する、S3バケットをパブリックに公開する、ルートユーザーのアクセスキーを使うなど。見た瞬間に消せるはずです。
要件で否定されていないのに、わざわざEC2にインストールする選択肢も紛れ込みます。RDSでいいのに自前でMySQLを立てる、SQSでいいのにEC2にRabbitMQを立てる等です。運用負荷の話が少しでも出てきたら、このパターンは誤答になります。
要件以上のリソースを積む選択肢です。単一リージョンで十分なのにマルチリージョン構成を提案する、必要のない暗号化層を追加する、過剰なレプリケーションを入れるなど。「とにかくたくさん積めばいい」は通用しません。
要件と逆の特性を持つサービスが混ざります。読み込み最適化したいのに書き込み最適化のサービス、低レイテンシが欲しいのに非同期処理のサービス。サービスの設計目的を知っていれば外せます。
SAA-C03では外れた設計(EC2 Classic、古いAPI、非推奨のストレージクラス)や、現在は別サービスで代替すべきパターンです。最新の試験ガイドに沿っていないものは、全部このパターンに該当します。
本番では、2つまで絞った後に「もう1つ落とせる」場面が必ず来ます。私の場合、2択で迷った問題が5問から10問ほどありました。そのとき役に立ったのが、この5パターンのどれに当てはまるかを考える判断軸でした。
出典: SAA-C03 Exam Guide Page 1、How to pass the AWS Solutions Architect Associate exam with 100

読み方と絞り方のテクニックが揃ったら、最後に残るのが時間配分です。SAAは65問・130分なので、1問あたりの持ち時間は約2分になります。ただし、2分をフル活用しない方が結果的に点は伸びます。
合格者の間で定番になっているのが2周戦略です。1周目は約90分で、確信がある問題だけ答え、迷ったら即フラグ(flag for review)して次へ進みます。1周目が終わった時点で、フラグした問題の数と残り時間を確認します。2周目は残り40分で、フラグした問題だけをじっくり考えます。見直しは明らかな誤読のときだけにとどめ、最初の直感を尊重するのが基本方針です。
1周目で詰まったまま5分、10分と粘ると、雪崩のように時間がなくなります。迷った瞬間にフラグする癖をつけてください。2周目に戻ってきたとき、不思議なことに「1周目より選択肢が絞れている」ことが多いです。他の問題を解いている間に脳が整理してくれるからだと思います。
あと1つ、日本語で受験する方に絶対伝えておきたいことがあります。ESL(非英語話者)+30分申請です。試験申し込み時に申請すると、130分が160分に延長されます。Redditには「申請しなかったら残り10分しかなかった」という体験談が実際に載っています。日本語の試験は英語原文からの翻訳なので、意味を取り切るのにどうしても時間がかかります。不安がある方は、必ず申請してから受けてください。
私は130分をフルに使い切りました。812点で合格できましたが、時間的な余裕はほとんどありませんでした。「合格者は時間が余る」というイメージは1回忘れた方がいいです。
出典:
2周戦略で時間を確保しても、どうしても詰まる問題は残ります。ここで救いになるのが、SAA-C03試験ガイドにあまり知られていない一文が書かれている事実です。
The exam includes 15 unscored questions that do not affect your score. (試験には、スコアに影響しない採点対象外の問題が15問含まれています)
出典: SAA-C03 Exam Guide Page 2
つまり65問のうち、実際に採点されるのは50問だけです。残り15問はAWSが将来の出題候補として性能データを集めるためのもので、受験中にはどれが採点対象外なのか分かりません。試験ガイドには「These unscored questions are not identified on the exam(採点対象外問題は試験中に識別されない)」と明記されています。
この事実が意味するのは、**「明らかに毛色の違う問題に出会ったら、それは採点対象外かもしれないから、時間を使いすぎない」**という戦略が成り立つことです。練習問題で一度も見なかったタイプ、妙にマニアックなサービスが出てくる問題、出題範囲の端っこをかすめているような問題は、フラグして次に進んで構いません。
私は試験の最初の5問がいきなり難しくて焦りました。「こんな問題を65問も解けるのか」と軽くパニックになったのですが、後から思えば採点対象外だった可能性があります。最初の難問で動揺しない心構えだけでも、持っていく価値があります。
無回答は不正解扱いなので、最終的にはすべての問題に何かを選んで送信してください。「わからないから空欄」は禁物です。
ここまで説明してきた3層分解、6テクニック、紛らわしい誤答の見破り方、2周戦略、採点対象外問題の扱い方を、実際の問題に当てはめる番です。スピードスタディの問題DBから4分野×1問ずつをピックアップしました。実際の試験に近い問題で、記事の手順をそのまま試せます。
ある企業はセキュリティ対策を強化しており、Amazon EC2インスタンスの保存データの暗号化を強制することを求めています。暗号化されていないAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリュームを検出し、それらを修復するためのポリシーを適用する自動化されたソリューションが必要です。 最小の管理オーバーヘッドでこれらの要件を満たすオプションはどれですか?
A. 暗号化されたEBSボリュームの作成のみを許可するAWS KMSキーポリシーを設定します。Amazon EventBridgeとAWS Lambdaの組み合わせを使用して、暗号化されていないEBSボリュームを自動的に検出および修復します。
B. 暗号化されたEBSボリュームのみが作成できるようにIAMポリシーを設定します。暗号化されていないEBSボリュームを追跡するAWS Configルールを作成し、修復にはAWS Systems Manager Automationドキュメントを使用します。
C. AWS Shieldを使用して暗号化されていないEBSボリュームをスキャンします。AWS Systems Manager Automationルールを使用して、検出されたボリュームを自動的に暗号化します。
D. Amazon Inspectorを使用して暗号化されていないEBSボリュームをスキャンします。AWS Systems Manager Automationルールを使用して、検出されたボリュームを自動的に暗号化します。
第1層のシナリオは「EBSの暗号化を強制したい企業」、第2層の制約条件は「最小の管理オーバーヘッド」と「自動検出+自動修復」、第3層の質問文は「最もオーバーヘッドが小さいオプションはどれか」です。
キーワード連想で浮かぶのはAWS Config(コンプライアンスチェックのマネージドサービス)とSSM Automation(自動修復のマネージドサービス)の組み合わせ。これらは「運用負荷最小」の定番です。
誤答を潰していきます。CはAWS Shieldが方向違いサービスパターンで、ShieldはDDoS対策のためEBSのスキャンには使いません。DはAmazon Inspectorが近いですがEBS暗号化チェックの第一選択ではなく、これも方向違い寄りです。残るAとBで迷いますが、AはEventBridge+Lambdaを自前で組むマネージド回避パターンに該当します。要件で否定されていないのに自前のロジックを組む時点で「最小の管理オーバーヘッド」から外れます。
正解はBです。AWS Config で違反を検出し、Systems Manager Automation で修復するのは、コードを書かずにマネージドの機能を組み合わせる運用負荷最小の王道構成です。

ある企業がAWS上でWebアプリケーションを実行しています。このアプリケーションは、Application Load Balancerの背後にあるAuto Scalingグループと、ユーザーデータが保存されるAmazon DynamoDBテーブルで構成されています。ソリューションアーキテクトは、リージョン障害が発生した場合でもアプリケーションが利用可能な状態を維持できる設計を求められています。さらに、AWSアカウント全体でワークロードのステータスを自動的に監視し、アーキテクチャレビューを実施し、AWSのベストプラクティスをチェックするソリューションも導入したいと考えています。 ダウンタイムを最小限に抑えて要件を満たす構成はどれですか?
A. セカンダリリージョンで、DynamoDBテーブルのグローバルセカンダリインデックスを作成し、Auto ScalingグループとApplication Load Balancerをレプリケートします。Route 53 DNSフェイルオーバーを使用して、セカンダリリージョンのリソースにトラフィックを自動的にルーティングします。AWS Compute Optimizerをセットアップして、AWSのベストプラクティスに基づいてワークロードを改善するための推奨事項を自動的に取得します。
B. Auto Scalingグループ、Application Load Balancer、およびDynamoDBテーブルを含むCloudFormationテンプレートを作成します。障害が発生した場合、セカンダリリージョンにテンプレートをデプロイします。Route 53 DNSフェイルオーバーを使用して、セカンダリリージョンのリソースにトラフィックを自動的にルーティングします。Amazon Managed Service for Prometheusサービスをセットアップおよび設定して、AWSのベストプラクティスに基づいてワークロードを改善するためのインサイトを受け取ります。
C. セカンダリリージョンで、DynamoDBテーブルのグローバルテーブルを作成し、Auto ScalingグループとApplication Load Balancerをレプリケートします。Route 53 DNSフェイルオーバーを使用して、セカンダリリージョンのリソースにトラフィックを自動的にルーティングします。AWS Well-Architected Toolをセットアップして、AWSのベストプラクティスに基づいてワークロードを改善するための推奨事項を簡単に取得します。
D. Auto Scalingグループ、Application Load Balancer、およびDynamoDBテーブルを含むCloudFormationテンプレートを作成します。障害が発生した場合、セカンダリリージョンにテンプレートをデプロイします。Amazon EventBridgeを設定して、アプリケーションのRoute 53 DNSレコードを更新するLambda関数をトリガーします。Amazon Managed Grafanaワークスペースを起動して、AWSのベストプラクティスに基づいてワークロードを改善するためのヒントとアクションアイテムを自動的に受け取ります。
問題の要件は2つです。1つ目は「リージョン障害でもアプリが使える」、2つ目は「ワークロードのベストプラクティスを自動チェック」。しかも「ダウンタイムを最小限に」という重みづけが付いています。選択肢はどれも長く、読みながら迷子になりやすいので、キーワード連想で先に正解の輪郭を描きます。
「リージョン障害 + DynamoDB」で真っ先に浮かぶのはグローバルテーブルです。そして「AWS Well-Architected チェック」の定番マネージドツールはAWS Well-Architected Tool。この2つを両方満たす選択肢が正解のはずです。
Aはグローバルセカンダリインデックスが方向違い。GSIはリージョン内のクエリパターンを変える機能で、リージョン間のデータレプリケーションには使えません。Compute Optimizerも「ベストプラクティスチェック」というより「インスタンスサイズ最適化」の別用途です。
BとDはCloudFormationテンプレートを障害発生後にデプロイする設計で、これは立ち上がりに時間がかかるマネージド回避パターンかつオーバーエンジニアリングパターンです。「ダウンタイム最小」の要件に反します。Dはさらに Lambda で DNS レコードを自前更新するロジックまで入っており、輪をかけて運用負荷が重くなります。
残るCが「グローバルテーブル + Route 53 DNS フェイルオーバー + Well-Architected Tool」とキーワードが綺麗に揃います。正解はCです。

ある企業は現在、サーバーレスバックエンドを持つ拡張現実(AR)モバイルゲームを運用しています。プレイヤーから収集したすべてのユーザーデータと情報を保存するために、AWS CLIを使用して起動したDynamoDBテーブルを使用しており、DynamoDBからデータを取得するためにLambda関数を使用しています。このゲームは毎日数百万人のユーザーがデータの読み書きに使用しています。 コストを低く抑えながら、アプリケーションの全体的なパフォーマンスを向上させ、よりスケーラブルにするには、どのように設計しますか?(2つ選択)
A. DynamoDBをオリジンとしてCloudFrontを設定し、ElastiCacheを使用してクライアントデバイス上で頻繁にアクセスされるデータをキャッシュします。
B. DynamoDB Accelerator(DAX)を有効にし、Auto Scalingが有効になっていることを確認して、プロビジョニングされた読み取りおよび書き込み容量の最大値を増加させます。
C. Auto Scalingはデフォルトで有効になっているため、プロビジョニングされた読み取りおよび書き込み容量は自動的に調整されます。また、DynamoDB Accelerator(DAX)を有効にして、パフォーマンスをミリ秒からマイクロ秒に改善します。
D. AWS IAM Identity Centerを使用してユーザーを認証し、シングルサインオンを使用してユーザーが直接DynamoDBにアクセスできるようにします。プロビジョニングされた読み取りおよび書き込み容量を手動でより高いRCUとWCUに設定します。
E. Lambdaと連携してAPI Gatewayを使用し、頻繁にアクセスされるデータのキャッシュを有効にして、DynamoDBグローバルレプリケーションを有効にします。
これは2つ選択の複数選択問題です。「全集合パターン」を探すテクニックが使える場面で、要件は「コストを抑える」「パフォーマンス向上」「スケーラブル」の3つ。2つの選択肢を組み合わせてこれらをカバーする正解を探します。
まず明らかな誤答から落とします。Dは「IAM Identity Centerでユーザー認証してDynamoDBに直接アクセス」という設計で、Well-Architected違反パターンそのものです。モバイルアプリのエンドユーザーに直接DBアクセス権を渡すのはセキュリティ的にあり得ません。
CはDynamoDBのAuto Scalingが「デフォルトで有効」と書いていますが、これは事実と違います。DynamoDBのAuto Scalingは明示的に有効化が必要なので、古い・非推奨パターンまたは事実誤認として排除できます。
Aは「CloudFront のオリジンに DynamoDB」「ElastiCacheをクライアントデバイス上で」という表現が方向違いです。CloudFrontのオリジンにDynamoDBは直接設定できませんし、ElastiCacheはサーバー側のキャッシュであってクライアントデバイス上では動きません。
残るBとEが正解の候補です。BはDAX(マイクロ秒レベルのキャッシュ)+ Auto Scaling + キャパシティ増加で「パフォーマンス向上」と「スケーラブル」を直接カバーします。EはAPI Gatewayのキャッシュで頻出データのDynamoDB呼び出しを減らし、グローバルレプリケーションで負荷を分散することで「コスト抑制」と「スケーラブル」をカバーします。BとEを組み合わせると要件3つが綺麗に埋まります。
正解はB と Eです。

ある企業が、ログファイルを一時的に保存するためにクラウドストレージサービスを使用する予定です。保存するファイルの数はまだ不明ですが、保持期間は12時間だけで足ります。 このシナリオで最もコスト効率の良いストレージクラスはどれですか?
A. Amazon S3 Standard
B. Amazon S3 Glacier Deep Archive
C. Amazon S3 One Zone-IA
D. Amazon S3 Standard-IA
この問題は、知っていれば一瞬、知らないと罠にはまる典型例です。「コスト最小」というキーワードからGlacierや IA系を選びたくなりますが、ここで効くのが最低保管期間の知識です。
S3の各ストレージクラスには最低保管期間(短期削除でも請求が発生する期間)が設定されています。Standard-IAとOne Zone-IAは30日、Glacier Flexible Retrievalは90日、Glacier Deep Archiveは180日。これより短い期間で削除しても、最低期間分の料金が請求されます。今回の要件は12時間なので、これらのクラスを選ぶと「12時間しか使わないのに30日〜180日分の料金」を払うことになり、かえって割高です。
つまり、BとCとDは「コストを下げに行ったらコストが上がる」典型的な方向違いパターンです。「IA だから安い」「Glacier だから安い」という直感だけで選ぶと罠にはまります。
S3 Standardには最低保管期間がありません。12時間で削除しても、その12時間分の料金しか発生しません。短期保管においては Standard が最もコスト効率の良い選択になります。
正解はAです。「コスト最適化 = Glacier」と機械的に覚えるのではなく、保管期間に応じた料金体系を理解しているかが問われる問題でした。

解き方をある程度掴んだら、次は公式のサンプル問題で感覚を確かめます。AWS SAAには市販試験のような過去問の公開制度はありませんが、代わりに公式が無料のサンプル問題と練習問題セットを提供しています。無料で使える公式ソースを整理しておきます。
ソース | 問題数 | 言語 | 価格 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
AWS Skill Builder Official Practice Question Set | 20問 | 日本語あり | 無料 | 各問に詳細解説と推奨リソース、何度でも受講可能 |
AWS Skill Builder Official Pretest | 65問 | 英語 | 有料 | 本番と同じ問題数 |
AWS Skill Builder Official Practice Exam | 65問 | 英語 | 有料 | 本番と同じ問題数 |
公式サンプル問題PDF(英語) | 10問 | 英語 | 無料 | SAA-C03対応 |
公式サンプル問題PDF(日本語) | 10問 | 日本語 | 無料 | SAA-C02版で更新停止 |
注意点が1つあります。日本語の公式サンプルPDFは古いC02版です。日本語で公式問題を解きたい場合は、AWS Skill BuilderのOfficial Practice Question Set(20問、日本語あり、無料)が事実上唯一の選択肢になります。
有料の問題集や市販の模試の比較は、おすすめ教材記事にまとめています。
ここまで読むと出てくる疑問には、あらかじめ答えておきます。
Q. 公式のサンプル問題は何問ありますか?
AWS Skill Builderで無料提供されているのは20問です。古いPDF版は10問でしたが、現在は20問のSkill Builder版が最新です。日本語版もあります。
Q. Ping-tやUdemy模試と本番では何が違いますか?
Redditの合格体験記では「本番のほうが紛らわしい誤答は鋭い」「長文問題が約半数」という声が多いです。練習問題は形式に慣れるためのもので、本番では問題文の構造分解と消去法のスキルがより効いてきます。
Q. 何問正解すれば合格ですか?
スケールドスコアで1000点満点中720点です。さらに65問のうち15問は採点対象外なので、実質的に採点されるのは50問だけです。
Q. 本番中に分からない問題があったらどうすべきですか?
flag for review機能で一旦飛ばし、2周目に戻ってくるのが定石です。無回答は不正解扱いなので、最後には必ず何かを選んで送信してください。
Q. 採点対象外の15問はどう見分けますか?
試験中は識別できません。AWS公式がはっきり「識別されない」と書いています。「明らかに毛色の違う問題」「練習問題で一度も見たことのないタイプ」と感じたら時間を使いすぎず、フラグして次に進むのが現実的な対応です。
問題集や参考書の具体的な選び方は、おすすめ教材にまとめています。どの順番で勉強を進めるかは勉強方法ガイド、難易度や合格率は難易度と合格率、試験概要を知りたい方はSAA完全ガイドを参照してください。
SAAの問題演習にはスピードスタディも活用できます。月額1,280円で、本記事で紹介した解き方を試せるSAA対応問題を演習できます。

AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)を受けようと思ったとき、最初に気になるのは「CLFより、どのくらい難しいのか?」だと思います。結論から言うと、SAAはCLFより確実に難しいですが、正しく準備すれば独学で十分合格でき

AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)の勉強方法は、あなたのAWS経験で大きく変わります。AWS実務経験があるなら問題集だけで1ヶ月。CLF取得済みや IT経験者ならUdemy講座と問題集で1〜2ヶ月。未経験からでも参考
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