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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう

目次
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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう
AWS クラウドプラクティショナー(CLF-C02)の問題集を解いていて「短い問題なのに似た選択肢で迷う」と感じる方は多いはずです。クラウドプラクティショナー試験は判断力を問う試験ではなく、サービス名と用途を覚えてキーワードから即答する「暗記試験」です。シナリオを長く読み解くSAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)とはアプローチがまったく違います。
この記事ではAWS クラウドプラクティショナーの問題集や模擬試験の比較は扱いません。スピードスタディで集めているCLF問題390件を分析した結果と、日本語・英語の合格体験記46件で集めた解き方の集合知をもとに、暗記試験を確実に取るための3ステップを実演していきます。最後に4分野から1問ずつDB問題で実演するので、記事の手順をそのまま試せます。
この記事はCLF(クラウドプラクティショナー)対策シリーズの1本です。
テーマ | 記事 |
|---|---|
CLFの全体像 | |
勉強の進め方 | |
勉強時間 | |
難易度・合格率 | |
教材の比較 | |
サンプル問題の解き方 | 問題の解き方(この記事) |
→ この記事では「問題の解き方」をCLF特有のアプローチで実演します。
3ステップの話へ入る前に、まずCLFがどんな性格の試験かを押さえておきます。CLFには2つの問題形式があります。選択肢4つから1つを選ぶ単一選択問題と、選択肢5つ以上から2つ以上を選ぶ複数選択問題です。スピードスタディの問題DB 390件を集計すると、単一選択が314問(80.5%)、複数選択が76問(19.5%)でした。5問に1問は複数選択だと覚えておくと本番で焦りません。
ここで知っておくべきは、CLF-C02試験ガイドにはっきり書かれている次の一文です。
Distractors are generally plausible responses that match the content area. (紛らわしい誤答は一般的に、分野の内容に沿った「もっともらしい」応答として作られている)
出典: AWS Certified Cloud Practitioner (CLF-C02) Exam Guide Version 1.0, Page 2
つまり、不正解の選択肢は「サービス名を聞いたことはあるけど中身は知らない受験者が引っかかるように」意図的に置かれています。CLFはAWSをこれから使う人や、業務でAWSという言葉を聞くようになった非エンジニアの方も受ける試験です。だからこそ、サービス名と用途のひもづけ、紛らわしいサービスの見分け方、頻出フレームワークの暗記が問われます。
私はSAAを先に取ったあとCLFの問題を見て、短すぎて逆に戸惑いました。SAAの問題文は200文字を超えるシナリオが当たり前で「3層に分解して読む」テクニックが必要だったのに対し、CLFは1問あたり平均83文字。1〜2行で「サービスXとは何ですか」と聞かれるので、長文に慣れた頭では物足りなく感じるのです。CLFは短文の暗記試験だと最初に頭を切り替えてください。

「暗記試験」とわかったところで、暗記の対象を絞ります。CLF-C02の試験ガイドが示す4分野の配点はこうなっています。
分野 | 配点 | 何が問われるか |
|---|---|---|
クラウドの概念 | 24% | クラウドのメリット、責任共有モデル、Well-Architected |
セキュリティとコンプライアンス | 30% | IAM、暗号化、Trusted Advisor、コンプライアンス |
クラウドテクノロジーとサービス | 34% | EC2、S3、VPC、Lambda、RDS等の主要サービス |
請求、料金、サポート | 12% | 料金モデル、Cost Explorer、サポートプラン |
出典: CLF-C02 Exam Guide Page 3
「テクノロジー」と「セキュリティ」を合わせると64%。CLFではこの2分野に学習時間の3分の2を使う計算です。
では実際にどんなサービスが問題文に登場するのか。スピードスタディの問題DB 390件で集計した出現回数の上位15サービスを出します。
順位 | サービス | 問題数 | 出現率 |
|---|---|---|---|
1 | EC2 | 77 | 19.7% |
2 | S3 | 51 | 13.1% |
3 | IAM | 40 | 10.3% |
4 | RDS | 31 | 7.9% |
5 | VPC | 29 | 7.4% |
6 | Lambda | 20 | 5.1% |
6 | Trusted Advisor | 20 | 5.1% |
8 | EBS | 19 | 4.9% |
9 | CloudWatch | 18 | 4.6% |
10 | Redshift | 17 | 4.4% |
10 | DynamoDB | 17 | 4.4% |
12 | CloudFront | 15 | 3.8% |
12 | CloudTrail | 15 | 3.8% |
14 | Direct Connect | 14 | 3.6% |
14 | Config | 14 | 3.6% |
EC2、S3、IAM、RDS、VPC の上位5サービスで全問題の半数以上を占めます。これにTrusted Advisorとサポートプラン関連を加えればCLFの出題範囲のかなりの部分をカバーできます。

私がCLFを受けたときは、SAAの後だったこともあり勉強法に迷いました。結局、コンソールを触る前から、ひたすらサービス名を覚えました。「S3はオブジェクトストレージ」「EC2は仮想サーバー」のように一行で言い切れる状態にすると、試験中に脳が即答してくれます。コードを書いた経験がなくても、サービスの「カタログ」を頭に作るだけで合格ラインに届く試験です。
頻出サービスを把握したら、次は問題文の「読み方」です。スピードスタディの問題DB 390件で文字数を集計したところ、平均は83文字、最大でも300文字でした。200文字以上の長文問題はわずか9問(2.3%)だけです。問題文がそもそも短いので、CLFは時間が足りなくなる試験ではありません。
短文ならではの読み方のコツは3つです。

第1は、質問文(最後の一文)から読むこと。「次のうちどれがオブジェクトストレージですか」のように、何を聞かれているかを先に把握してから選択肢に進みます。第2は、問題文の中のキーワードを拾うこと。「DNS」「object storage」「low latency」のようなシグナルワードを見つけたら、そのサービスを頭の中で1秒以内に思い浮かべます。第3は、選択肢を読む前に答えを思い浮かべること。知識試験なので、知っていれば即答できます。知らなければ消去法に回ります。
なお、長文(300文字級)の問題は2%しか出ません。出てきても焦らず、3層に分解せずキーワードだけ拾えば十分です。
私の場合、質問文から先に読むコツへ慣れるまでが一番の壁でした。つい頭から読んでしまい、選択肢で「何を聞かれてたっけ」と戻ることを繰り返していました。
ここからが本題です。CLFの問題は短い知識問題なので、SAA向けの「シナリオ3層分解」「6つのテクニック」のような複雑な手順は使いません。代わりに3つのステップで解きます。
ステップ1:キーワード反射
問題文の中のシグナルワードからサービス名を1秒で引き出します。たとえば次のような連想です。
全選択肢を読む前に、頭の中で答えを思い浮かべておくのがポイントです。
ステップ2:カテゴリ違いを消去
4つの選択肢を読み、明らかに別カテゴリのものを消します。たとえばストレージの問題で CloudWatch(モニタリング)が選択肢にあれば即除外。ネットワーキングの問題で DynamoDB(データベース)があれば除外。これだけで4択が2択まで絞れることがほとんどです。
ステップ3:紛らわしいペアの判定
残った2〜3個の中に紛らわしいサービスがあれば、その違いで決定打を打ちます。よく出るペアは次のとおりです。
これらの違いで残った1つに絞り込みます。
私は最初、消去法だけで何とかしようとしていました。キーワード反射を意識するようにしてからは、迷う時間が明らかに減りました。
このステップ3で必要になる「紛らわしいサービスの見分け方」は、後ろのセクションで一覧表にまとめます。
3ステップのうちステップ3(ペア判定)で特に差が出るのは、サポートプランの見極めです。CLF配分12%の「請求、料金、サポート」分野で確実に出題されます。
それなのに、日本語の競合記事ではほぼ解説されていません。自社問題DB 390件では「Enterprise」が3.6%、「Business」が3.1%と頻出しています。Reddit上の合格者からも「focus on billing, support plans」というアドバイスが繰り返し出てきます。
サポートプランは5種類あります。
プラン | 月額目安 | 24時間電話 | Trusted Advisor | TAM | Concierge |
|---|---|---|---|---|---|
Basic | 無料 | × | コア5項目のみ | × | × |
Developer | 約29 USD | × | コア5項目のみ | × | × |
Business | 約100 USD | ○ | フル機能 | × | × |
Enterprise On-Ramp | 約5,500 USD | ○ | フル機能 | プール | ○ |
Enterprise | 約15,000 USD | ○ | フル機能 | 専任 | ○ |
出典: AWS Support プラン
覚え方のコツは3つの軸だけ意識することです。24時間電話サポートが付くのはBusiness以上、Trusted Advisorのフルチェックが使えるのはBusiness以上、専任TAMが付くのはEnterpriseのみ。この3点を覚えれば、CLF頻出の引っかけパターン「Trusted Advisorの全機能を使える最安プランは?」(答え:Business)はすぐ解けます。
私自身、BusinessとEnterprise On-Rampの境目で一番迷いました。両方とも24時間サポートとフルTrusted Advisorが付くので「何が違うの?」となります。差はTAMとConciergeで、Enterprise On-Rampは「TAMがプール(複数顧客で共有)」、Enterpriseは「専任TAM」です。BusinessにはTAMがなく、Conciergeも付きません。覚えるならこの一文で十分です。
サポートプランと並んで、ステップ3で決め手になるのが「名前が似ているサービス」の見分けです。CloudTrailとCloudWatch、SNSとSQS、EBSとEFS、CAFとWell-Architectedといった具合に、AWSにはペアで覚えるべきサービスが10組以上あります。日本語の競合記事で網羅した記事は事実上ありません。
混同しやすいペア | 違いの一言 | 出題されるキーワード |
|---|---|---|
CloudTrail と CloudWatch | CloudTrail = APIコールの監査ログ / CloudWatch = メトリクスとアラーム | 「誰が何をしたか」→ CloudTrail / 「CPU使用率を監視」→ CloudWatch |
CloudTrail と Config | CloudTrail = APIアクション / Config = リソースの設定変更履歴 | 「設定の変更履歴」→ Config |
Inspector と GuardDuty と Macie | Inspector = ワークロードの脆弱性スキャン / GuardDuty = 脅威検知 / Macie = S3のPII検出 | 「個人情報の漏洩検出」→ Macie |
SNS と SQS と EventBridge | SNS = 通知(pub/sub) / SQS = メッセージキュー / EventBridge = イベントバス | 「メッセージキューイング」→ SQS |
EBS と EFS と S3 | EBS = EC2の単一AZブロック / EFS = NFSファイル共有 / S3 = オブジェクト | 「複数EC2から共有」→ EFS |
RDS と DynamoDB と Redshift | RDS = 関係データベース / DynamoDB = NoSQL / Redshift = データウェアハウス | 「ペタバイト級分析」→ Redshift |
ECS と EKS と Fargate | ECS = AWS独自コンテナ / EKS = Kubernetes / Fargate = サーバーレス実行 | 「Kubernetes互換」→ EKS |
CAF と Well-Architected | CAF = 移行・採用フレームワーク6視点 / Well-Architected = 設計フレームワーク6本柱 | 「クラウド移行戦略」→ CAF |
私は実務でCloudWatchを毎日使っていましたが、それでも試験ではCloudTrailと混同して迷った記憶があります。実務経験があっても「監査ログ」と「メトリクス」を区別するキーワード反射ができていないと、選択肢で並べられた瞬間にどちらか分からなくなります。実務経験者ほど「使ったことがある」という安心感で油断するので、CLF対策では紛らわしいペアを意識的に対比して覚えるのが近道です。
前の表でも挙げたペアのうち、特に深掘りが必要なのはフレームワーク系です。CLFで最も混同しやすい2つのフレームワークはCAF(Cloud Adoption Framework)とWell-Architected Frameworkです。英語Redditのある合格者は「CAFから5〜6問が直接出題された」と証言しています。日本語の競合記事ではほぼ触れられていませんが、CLFでは確実にカバーすべき領域です。両者とも「6つの構成要素」で組み立てられているため、混同が多発します。
AWS Cloud Adoption Framework(CAF) は クラウド移行・採用 のためのフレームワークで、6つの Perspective(視点) で構成されます。
用途は「クラウド移行・採用の準備状況を評価する」こと。組織単位で見るフレームワークです。
AWS Well-Architected Framework は 既存システムの設計品質 を評価するフレームワークで、6つの Pillar(柱) で構成されます。
用途は「設計の品質をチェックする」こと。システム単位で見るフレームワークです。
「移行→CAF、設計→WAF」。この2語を先に叩き込んだのが一番の近道でした。6つの要素を全部いきなり覚えようとすると混ざりますが、この2語さえ入っていれば残りは自然についてきます。
それを踏まえて、試験で問われるパターンは2つです。「クラウド移行を進めるためのフレームワークは?」ならCAF、「設計の柱は?」ならWell-Architectedを選びます。「Application Portfolio Management はどれに含まれるか?」のように要素から逆引きされる問題も出るので、6つの構成要素をセットで覚えておくと安心です。
出典: AWS Cloud Adoption Framework / AWS Well-Architected Framework / Reddit: Passed CCP CLF-C02
解き方と暗記ポイントを押さえたところで、当日の時間配分も確認しておきます。CLF-C02試験ガイドには、あまり知られていない一文があります。
The exam includes 15 unscored questions that do not affect your score. (試験には、スコアに影響しない採点対象外の問題が15問含まれています)
出典: CLF-C02 Exam Guide Page 2
つまり65問のうち実際に採点されるのは50問だけです。残り15問はAWSが将来の出題候補として性能データを集めるためのもので、受験中にはどれが採点対象外なのか分かりません。試験ガイドには「採点対象外問題は試験中に識別されない」と明記されています。
CLFは問題文が短いので、90分で時間が足りなくなることはまずありません。私は50分くらいで1周して、残りで見直しに使いました。Reddit上の合格者からも「Pearson VUEのフラグ機能で印を付けて、後から戻れる」という体験が共有されています。
おすすめは2周戦略です。1周目に確信のある問題だけを答えて、迷ったら即フラグして次へ進みます。1周目を50分前後で終わらせて、残り40分でフラグした問題だけをじっくり考え直す。この流れだと90分は十分余裕があります。
「明らかに毛色の違う問題」「練習問題で一度も見なかったタイプの問題」に出会ったら、それは採点対象外の可能性があります。時間を使いすぎず、フラグして次に進んで構いません。無回答は不正解扱いなので、最終的にはすべての問題に何かを選んで送信してください。
ここまで説明してきた3ステップを、実際の問題で試してみます。スピードスタディの問題DBから4分野×1問ずつをピックアップしました。記事の手順をそのまま試せます。
ユーザー数、トラフィック、またはデータサイズの増加に対して、パフォーマンスの低下なしに成長を支援するクラウド設計原則は、次のうちどれですか?
A. コンピューティングフットプリントを削減するためにサーバーレスを採用する
B. スケーラビリティ
C. 障害を考慮した設計
D. コンポーネントを疎結合にする
ステップ1(キーワード反射)で問題文を見ます。「成長」「パフォーマンスの低下なし」というキーワードが目に入った瞬間、頭の中にスケーラビリティという用語が浮かぶはずです。「scale = 規模」+「ability = 能力」=「規模を変える能力」が語源で、まさに問題文の状況を一言で言い表す用語です。
ステップ2(カテゴリ消去)で他の選択肢を消します。Aは「サーバーレスを採用する」という具体的な手段の話で、設計原則の名前ではありません。Cの「障害を考慮した設計」は信頼性の話、Dの「疎結合」はコンポーネント間の独立性の話で、どちらも別の設計原則です。
ステップ3(ペア判定)まで行く必要なく、Bが正解だと即答できます。正解はBです。

AWS Identity and Access Management (IAM) を使用すると、AWSサービスとリソースへのアクセスを安全に管理できます。IAMにおけるアカウントエイリアスとは何かを最もよく説明しているのは、次のうちどれですか?
A. IAMルートユーザー名
B. アカウントのウェブアドレスにおけるアカウントIDの代替
C. AWSがアカウントに割り当てる名前
D. アカウントIDの数値
ステップ1(キーワード反射)で「アカウントエイリアス」という言葉を捕まえます。alias は「別名」「あだ名」という意味の英語なので、何かの別名であるはずだと当たりをつけます。
ステップ2(カテゴリ消去)でAとCを消します。Aの「ルートユーザー名」はアカウント作成時に使ったメールアドレスのことで、エイリアスとは別物です。Cの「AWSが割り当てる名前」は誤りで、エイリアスはユーザーが任意に設定するものです。Dは数値そのもので、エイリアスの定義になりません。
ステップ3(ペア判定)でBに絞ります。アカウントエイリアスはサインインURLでアカウントID(12桁の数字)の代わりに使える人間が読める名前です。たとえば https://my-company.signin.aws.amazon.com/console のように使えます。正解はBです。

ある宇宙機関が、高解像度の衛星画像や動画を毎日Amazon S3に保存しています。アップロード時間を最小化するために、次のうちどれを行うべきですか?
A. S3 Intelligent-Tieringストレージクラスに移行する
B. Cross-Origin Resource Sharing(CORS)を有効にする
C. BatchWriteItem APIを使用して画像と動画をアップロードする
D. Multipart upload APIを使用する
ステップ1(キーワード反射)で問題文の核心を捕まえます。「大容量ファイル」と「アップロード時間を最小化」が決定打です。S3で大容量ファイルを速くアップロードする機能と言えばMultipart uploadが即答です。
ステップ2(カテゴリ消去)で他を消します。AのIntelligent-Tieringはコスト最適化の話で、アップロード速度には影響しません。BのCORSはブラウザのオリジン間通信の設定で、アップロード性能とは無関係。CのBatchWriteItemはDynamoDBのAPIで、S3には使えません。
ステップ3(ペア判定)まで行かず、Dが残ります。Multipart uploadはファイルを複数のパートに分割して並列にアップロードできるため、大容量ファイルで効果が大きい機能です。正解はDです。

ある企業は、クラウド環境が適切に設計されているかを確認するため、AWS Trusted Advisorの完全なモニタリングチェックセットを利用したいと考えています。 この企業が利用すべき最もコスト効率の良いサポートプランはどれですか?
A. Business
B. Enterprise
C. Basic
D. Developer
ステップ1(キーワード反射)で「Trusted Advisorの完全なチェックセット」と「最もコスト効率」を捕まえます。先ほどのサポートプラン表を思い出すと、Trusted Advisorのフルチェックが使えるのはBusiness以上でした。
ステップ2(カテゴリ消去)でCとDを消します。BasicとDeveloperはどちらもTrusted Advisorがコア5項目のみで、完全なチェックセットにはアクセスできません。要件を満たさないので除外です。
ステップ3(ペア判定)でAとBの間で「最もコスト効率」を比較します。Enterpriseは月額約15,000ドル、Businessは月額約100ドル。両方ともTrusted Advisorのフル機能が使えますが、安いのはBusinessです。正解はAです。
「Trusted Advisorのフル機能を使える最安プランは?」というパターンはCLFの定番です。Business=フル機能の最安、と一行で覚えてしまえば二度と迷いません。

解き方をある程度掴んだら、次は公式のサンプル問題で感覚を確かめます。AWS CLFには市販試験のような過去問の公開制度はありませんが、代わりに公式が無料のサンプル問題と練習問題セットを提供しています。
ソース | 問題数 | 言語 | 価格 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
AWS Skill Builder Official Practice Question Set | 20問 | 日本語あり | 無料 | CLF-C02対応、各問に詳細解説と推奨リソース付き |
AWS Skill Builder Official Pretest | 65問 | 英語 | 有料 | 本番と同じ問題数 |
AWS Skill Builder Official Practice Exam | 65問 | 英語 | 有料 | 本番と同じ問題数 |
公式サンプル問題PDF(英語) | 10問 | 英語 | 無料 | ⚠️ CLF-C01時代で更新停止 |
公式サンプル問題PDF(日本語) | 10問 | 日本語 | 無料 | ⚠️ CLF-C01時代で更新停止 |
注意点が1つあります。公式サンプル問題PDFは英語版・日本語版ともに古いCLF-C01時代のもので、更新が止まっています。CLF-C02に対応した公式問題は、AWS Skill BuilderのOfficial Practice Question Setの20問だけ。日本語あり、無料で使えます。
有料の問題集や市販の模試の比較は、おすすめ教材記事にまとめています。
私はSkill Builderの無料20問を学習の最初に力試しとして解きました。結果は散々でしたが、どの分野が弱いかはっきり見えたので、そこから勉強計画を立て直せました。
ここまで読むと出てくる疑問には、あらかじめ答えておきます。
Q. CLFとSAA、どちらから受けるべきですか?
IT未経験の方はCLFからが定石。CLFはサービス名・用途の暗記が中心で、その語彙集めが後々のSAAの設計判断問題で生きます。AWS実務経験が1年以上ある方はSAAから直接受けても合格可能です。
Q. 何問正解すれば合格ですか?
スケールドスコアで1000点満点中700点。65問のうち15問は採点対象外なので、実質的に採点されるのは50問だけです。SAAの720点より20点低い設定になっています。
Q. 試験時間90分は本当に足りますか?
通常は十分余裕があります。CLF問題は平均83字の短文で、時間が足りなくなる試験ではありません。2周戦略(1周目50分、2周目40分)を使えば見直しの時間も確保できます。
Q. 公式のサンプル問題は何問ありますか?
AWS Skill Builderで無料提供されているCLF-C02対応版は20問。古いPDF版は10問でしたが、CLF-C01時代のもので更新停止しています。日本語で公式サンプルを使いたい場合は Skill Builder の20問が事実上唯一の選択肢です。
Q. 採点対象外の15問はどう見分けますか?
試験中は識別できません。AWS公式が「採点対象外問題は試験中に識別されない」と明言しています。「明らかに毛色の違う問題」「練習問題で一度も見たことのないタイプ」と感じたら時間を使いすぎず、フラグして次に進むのが現実的な対応です。
Q. CLFはサービス名を全部覚える必要がありますか?
いいえ、全部覚える必要はありません。AWSには200以上のサービスがありますが、CLFで頻出するのは20〜30個に集中しています。EC2、S3、IAM、RDS、VPC、Lambda、Trusted Advisor、Cost Explorer、CloudTrail、CloudWatch あたりを確実に覚えれば合格ラインに届きます。
CLFの問題集や参考書の具体的な選び方は、おすすめ教材にまとめています。どの順番で勉強を進めるかは勉強方法ガイド、勉強時間の目安は勉強時間、難易度や合格率は難易度と合格率、試験概要を知りたい方はCLF完全ガイドを参照してください。
CLFに合格したら、次はSAA完全ガイドで次のステップをチェックしてみてください。
CLFの問題演習にはスピードスタディも活用できます。月額1,280円で、本記事で紹介した3ステップを試せるCLF対応問題を演習できます。

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