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AWS SAP 問題集・おすすめ教材|費用比較|2026

18分
AWS SAP 問題集・おすすめ教材|費用比較|2026

SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル、現行版のSAP-C02)の教材は、日本語ならCloudTech・TechStockが定番で、英語なら Tutorials Dojo と Stephane Maarek の Udemy が事実上の標準です。私はCloudTechの問題集1本を約50時間回して、791点(合格ライン750点)でギリギリ合格しました。ここでは合格体験記46本とAWS公式ファクトから、教材の価格・問題数・カバー範囲を横並びで整理して、時間・予算・学習スタイル別の最短ルートをまとめます。

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この記事は AWS SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)対策シリーズの1本です。

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→ この記事では「教材選び」を掘り下げていきます。

教材選びの前提

教材を比較する前に、SAPの教材事情で押さえておきたい点が2つあります。1つ目は過去問が公式から一切公開されていない 点です。2つ目は、AWS公式が「試験の準備をする」として4ステップの公式プラン を提示していることです。この2点を押さえてから教材比較に入ると、各教材の位置づけが見通せます。

AWS公式ページ の「試験の準備をする」セクションは、①Exam Guide と Practice Question Set(無料20問)で試験形式を理解する、②Skill Builder デジタルコースと Builder Labs / Cloud Quest / Jam で知識をリフレッシュする、③Builder Labs / SimuLearn で復習・練習する、④Practice Exam(有料75問)で準備状況を評価する、の4ステップで構成されます。公式RecommendはこのSkill Builder内のリソースに限定 されており、Udemy / Tutorials Dojo / CloudTech といったサードパーティには一切言及がありません。

ただし合格体験記を46本読むと、日本語話者は CloudTech / CloudLicense + Udemy、英語話者は Maarek + Tutorials Dojo の「非公式コミュニティ定番」が主流です。公式Recommend外だけれど、Redditや合格ブログでの実績は十分あります。つまり**「公式4ステップ」と「コミュニティ定番」の二層構造** で教材を考えると、予算と学習スタイルの両方で選びやすくなります。

私はQiitaやZennの合格体験記をいくつか読んで、評判が良さそうだったCloudTechに決めました。問題の質は確かに良かったのですが、UIは使いづらく、不正解だった問題を保存する機能が見つけられず、結局Googleスプレッドシートにメモしながら復習することになりました。

なお、旧版のSAP-C01は2022年11月の改訂以降すでに受験不可です。現行はC02のみなので、この記事で紹介する教材もすべてC02対応版に絞っています。C01時代の情報を書いた記事や古いUdemy講座は避けてください。

無料で試せる公式教材

公式教材のうち、無料で始められるもの は4つです。有料のSkill Builder Practice Exam(75問、$29/月)は別物で、後の「AWS公式Prepare」の章で整理します。ここではまず「お金をかけずに感触を掴む」段階の4つに絞り込みます。

教材

問題数 / ページ

アクセス

特徴

Sample Questions PDF(英語版)

10問 / 7ページ

無料、認証不要

Q1=Organizations+SCP 等、本試験の長文感に近い

Sample Questions PDF(日本語版)

10問 / 9ページ

無料、認証不要

完全和訳・日本語解説付き、競合記事ほぼ未言及

Skill Builder Practice Question Set

20問 / 50分

無料(要サインアップ)

4.7★(367レビュー)、公式の問題スタイルを確認

Exam Guide PDF v1.2(SAP-C02)

22〜23ページ

無料、認証不要

4ドメインのKnowledge / Skills一覧、学習前の必読書

出典: AWS Sample Questions 英語版PDFSample Questions 日本語版PDFSkill Builder Practice Question SetExam Guide PDF v1.2

意外と知られていないのが日本語版のSample Questions PDF です。d1.awsstatic.com/ja_JP/ 配下に置かれていて、10問とも完全に和訳されています。解説も日本語で読めるので、最初の1本としては入りやすい素材になっています。Q1は Organizations と SCP を使ったコスト制御、Q3 は S3 + API Gateway + Lambda の CORS 設定など、本試験と同じ長文シナリオ形式です。10問という量では本試験75問には足りませんが、「そもそもSAPの問題文ってどんな雰囲気か」 を掴むには十分使えます。

Skill Builderの20問は、無料アカウント作成だけで受けられます。Redditで「75問のSkill Builder模試」と話題になっているのは別物(有料のPractice Exam、$29/月) なので混同しないでください。無料版は20問、有料版は75問、と覚えておけば間違いません。

このほか、サービス別に1時間動画が揃っているAWS Black BeltもYouTubeで無料で見られます。Organizations や Transit Gateway など個別サービスの深掘りで使うと効率的です。

日本語の問題集(Web+Udemy)

無料の公式教材で感触を掴んだら、次は日本語の有料教材です。主戦場はWeb問題集とUdemy模擬試験で、合格体験記24件のうち、CloudTech / CloudLicense系が7件、Udemy模擬が6件 と、この2系統で半数を占めていました。価格帯は月額980円のサブスクから、Udemy通常価格¥27,800まで幅があります。

教材

問題数

料金

対応版

特徴

CloudTech

400問+

月額980円

SAP-C02

私が1本で使った教材、解説が充実

TechStock / CloudLicense

SAP専用問題集

月額プラン

SAP-C02

過去問式、2週間760点合格の事例あり

aws-exam.net

400問

無料10問 / 登録50問 / Premium

SAP-C02

累計18万人・合格率約80%

Udemy Shota K 420問

420問

¥27,800(セール¥1,500〜2,500)

SAP-C02

中上級者向け、Masaki_T氏 3週間822点

Udemy Clouds Starter

模擬問題集

¥2,600

SAP-C02

低価格、初心者〜エキスパート対応

Udemy Maruchin Tech

演習テスト

¥27,800(セール価格あり)

SAP-C02

SAP-C02対応、4回分模試

出典: aws-exam.net 公式midlevelse.com Udemy 3選zenn.dev purple_matsu1(CloudTechのみ3ヶ月合格)、qiita.com shinkaaaai(CloudLicense 2週間760点)

Udemyの**¥27,800という価格は通常価格** で、月2〜3回のセール時は¥1,500〜¥2,500まで下がります。初回購入時や「おすすめ」メールのタイミングで急に安くなるので、買うタイミングを待つのが定石です。定価で買うのはもったいないので、欲しい講座を「お気に入り」に入れてセール通知を待つのが現実的な買い方です。

aws-exam.netは累計18万人の利用者 と、合格率約80%の実績を公式で出しています。10問までは完全無料、メール登録で50問、Premium登録で全400問にアクセスできます。無料10問だけでも問題の雰囲気は掴めるので、最初の1本に向いている素材です。

私が実際に使った教材はCloudTech 1本です。学習時間は約50時間、3周して結果は791点でした。当時のAssociate保有数はSAA / DVA(デベロッパー アソシエイト) / SOA(SysOpsアドミニストレーター アソシエイト)の3つで、試験慣れした状態での連続受験だった点は付記しておきます。

一番よく覚えているのは、問題を解く時間よりも「なぜこの選択肢が不正解なのか」を読み込んでいる時間の方が長かったという感触です。1本に絞って解説まで腰を据えて読む、という進め方が私には合っていました。ただし未経験の方が同じ1本集中のやり方で走ると、確実に時間が足りなくなるタイプの勉強法だと思います。

なお、CertsHero や ExamTopics といった「ダンプ系」のサイトもネット上に存在しますが、これらはAWS認定規約違反の可能性があり、利用すると資格剥奪のリスクがあります。推奨しません。 合格体験記でも触れないのが無難です。

英語の問題集と動画

日本語教材を一通り見てきましたが、英語に抵抗がない方には海外主流の選択肢もあります。英語で教材を探すなら、海外の合格パターンはMaarek + Tutorials Dojo でほぼ固定です。Reddit の r/AWSCertifications で合格報告を見ると、この2本立てが繰り返し推奨されています。iakashburman氏の投稿(358票)lujain77sh氏の投稿(427票)Limp-Pay7383氏の投稿(16票、832点合格)Due_Entrepreneur6016氏の投稿(33票) のいずれも同じ結論を挙げています。

教材

価格

時間 / 問題数

形式

向いている人

Tutorials Dojo Practice Exams

$14.99 一括

300問 / 17セット / 1年アクセス

問題集(Timed / Review / Section / Randomized)

海外主流、模試徹底周回派

Stephane Maarek Udemy

セール$11.99〜

16h34m / 205レクチャー

動画+スライド500枚+

体系的に1周したい、228,329受講

Adrian Cantrill

$80 一括(生涯アクセス)

ハンズオン重視

動画+実機デモ

ハンズオン派、深掘り派

Neal Davis Udemy

セール$11.99〜

21h24m

動画+日本語字幕17言語

英語字幕で粘れる日本語話者

Tutorials Dojo eBook

$6.99

250+ページPDF

PDF書籍(Practice補完)

TD問題集のサブ教材

Tutorials Dojo(TD)の $14.99 は海外でも最安値クラス の本格問題集です。300問が17セット(うち6セットは本試験と同じ75問×180分の模擬試験形式)に分かれていて、4.9★(153レビュー)という高評価です。Jon Bonso氏監修で、解説もかなり丁寧に書かれています。英語ですが、問題文自体は技術用語が中心なので、日本語読者にも読めるレベルです。

Maarek の Udemy動画はスライド中心 で、実機デモはほぼありません。16時間34分で205本のレクチャーがコンパクトに詰まっています。英語ですが字幕も付くので、日本語話者でも「字幕onで聞き流す」使い方は可能です。

Cantrillの $80 は Udemy の $11.99 と比べると高めですが、ハンズオン重視 でラボが充実している点が違います。実機で手を動かしたい方や、Maarek の動画を見ても「スライドだけだと実感が湧かない」と感じる方には合います。生涯アクセスなので、SAP合格後に他の認定対策にも使い回せるのが利点です。

Neal Davis の Udemy は日本語字幕を含む17言語対応で、日本語話者には意外と使いやすい選択肢になります。ただしMaarek と比べると受講者数(71,259)は3分の1で、Reddit での言及もやや少なめです。

白状すると、私はこの英語教材のラインは最後まで手を出しませんでした。日本語の問題集1本で進めると決めた時点で、英語に切り替えて学び直す時間がなかったという事情の方が大きいです。英語で押し切る自信がある方なら、日本語より情報量は厚いので、素直にMaarek + TDに乗る方が近道だと思います。

日本語の参考書

Web問題集と動画を見てきましたが、書籍派の読者もいるはずです。日本語でSAP-C02対応の参考書は、現時点で2冊 に絞られます。長らく山下光洋『改訂第2版』が唯一でしたが、2025年6月に翔泳社EXAMPRESSが出て選択肢が2冊に増えました。

項目

山下光洋『改訂第2版』

翔泳社 EXAMPRESS

出版社

SBクリエイティブ

翔泳社

価格

¥3,300

¥3,520(本体¥3,200+税10%)

対応版

SAP-C02

SAP-C02

発売日

2024年改訂

2025年6月16日

構成

本文+章末問題+模擬試験

例題68 + 本番模試1回分 + 章末確認問題64 = 計132問+ハンズオン特典

位置づけ

長らくSAP-C02対応"唯一"の日本語書籍

ハンズオンガイドが特徴

出典: nokonokonetwork.com 参考書まとめ翔泳社 EXAMPRESS 書誌midlevelse.com 書籍レビュー

山下光洋『AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル 改訂第2版』表紙(SBクリエイティブ、SAP-C02対応)
翔泳社EXAMPRESS『AWS教科書 AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル テキスト&問題集』表紙(2025年6月16日発売、SAP-C02対応)

書籍を使うべきかという問いには、合格体験記24件を読むと5件(約2割)が推奨・19件が非推奨または言及なし という分布です。問題集(CloudTech / TD)だけで合格する人が多数派で、書籍は「サブ教材」「静かに読み込みたい派の選択肢」といった位置づけになります。

山下光洋本は長らく「SAP-C02対応の唯一の日本語参考書」と言われていました。その信頼感は強く、tomatechnote氏(806点合格)tsukulink氏(791点合格) も愛用書として挙げています。2025年6月に出た翔泳社EXAMPRESSは例題68 + 本番模試1回分 + 章末確認64問で計132問 というボリューム構成で、ハンズオンガイド特典が付くのが差別化ポイントです。

私は書籍にも目を通してみたのですが、結局は問題集で攻める方が手っ取り早いと思いました。本を読むだけだと頭に入ってこない感覚があって、解きながら解説を読む進め方の方が記憶に残りやすかったです。ただし「先に概念を地図として押さえないと問題文を読むのがしんどい」という方には、書籍を1冊挟んでから問題集に入る方が遠回りに見えて近道だと思います。

AWS公式4ステップと市販教材の対応表

ここまで教材を日本語・英語・公式に分けて紹介してきましたが、「公式4ステップの中でどの教材をどこに使うか」を整理すると、学習計画が一気に立ちやすくなります。この章は難易度と勉強方法(C1)の「勉強方法5パターンと公式4ステップ」で触れた内容と重なる部分もあるので、C2では公式4ステップに「教材名レベルの深掘り」「日本語/英語の並列」「公式のみで合格する場合のコスト試算」を重ねて 整理する構成です。

公式ステップ

公式リソース

日本語代替

英語代替

①試験形式を理解

Practice Question Set(20問、無料)

CloudTech 1周目 / aws-exam.net 50問

TD Review 1 / Maarek practice

②知識をリフレッシュ

Builder Labs / Cloud Quest / Jam(一部Subscription)

山下光洋本 / Udemy Shota K

Maarek動画 / Cantrill

③復習・練習

SimuLearn / Builder Labs(Subscription)

CloudTech 3〜5周 / TechStock徹底周回

TD全6回+Cantrill ハンズオン

④準備状況を評価

Practice Exam(75問、$29/月)

Udemy模擬1回

Official Practice Exam / Skill Builder

出典: AWS公式 SAP-C02認定ページSkill Builder Practice Exam

AWS公式4ステップ×市販教材の対応マップ(公式Recommend/日本語代替/英語代替の3系統×4ステップ)

公式のみで合格する場合のコスト試算 は次のとおりです。Skill Builder Individual Subscription が $29/月なので、2ヶ月で $58(約8,700円)、半年で $174(約26,000円)の追加コストが乗ります。Exam Guide / Sample PDF / Practice Question Set は無料ですが、Practice Exam 75問や Builder Labs を使うならSubscriptionが必須です。ここに受験料 40,000円(税別)を足すと、公式のみ2ヶ月ルートで約48,700円が最小見積りになります。

ただし公式教材は基本的に英語UI です。日本語の問題セットは Sample Questions PDF の10問しか揃っていないので、日本語で進めたい方には負担が大きくなります。現実的には、ステップ1(Practice Question Set 20問)とステップ4(Practice Exam 75問)だけ公式を使い、ステップ2・3はCloudTechや山下光洋本で補強するハイブリッド型が、日本語読者には一番現実的です。

この対応表をご自身のルートに当てはめると、私はステップ1と3と4だけを踏んで、ステップ2の「知識をリフレッシュする」を完全に飛ばしていたことになります。合格ラインから上は41点しかなかったので、ステップ2の厚みが足りなかった影響は確実に出ていたはずです。

この表を眺めていると、当時のギリギリ感がきれいに説明できてしまうのが少しこわい、というのが正直な感覚です。もう一度受けるなら、問題集に入る前に動画か書籍でリフレッシュの層を挟む、というやり方に変えると思います。再現性を求める方にこそ、この対応表をそのままなぞるような組み方をおすすめしたいです。

タイプ別・費用シミュレーション

教材を並べられた状態で、ご自身の状況でいくらかかるか・どの教材を選ぶか を決めるとき、まず3問の診断フローでルートを絞り込みましょう。

Q1. Associate(SAA/DVA/SOA)を2つ以上保有していますか?
  YES → Q2 へ
  NO  → 「日本語フル」「ハンズオン重視」「未経験王道」から選ぶ(Q3 へ)

Q2. SAP-C02を保有中で有効期限が近づいていますか?(6ヶ月以内目安)
  YES → 再認定ミニマル(30〜50h、約24,400円、50%割引適用)
  NO  → Q3 へ

Q3. 英語の動画・問題集に抵抗がありませんか?
  YES → 海外ミニマル(Maarek + TD、200h、約44,100円)
  NO  → 日本語ミニマル PO型(CloudTech 1本、50h、約42,000円)

診断結果を受けて、6ルートの総費用と学習時間を並べるとこうなります。

ルート

総学習時間

教材費

受験料

合計

向いている人

日本語ミニマル(PO型)

50h

CloudTech ¥980〜2,000

40,000円

約42,000円

Associate 3つ持ち・短期連続受験

海外ミニマル(Maarek+TD)

200h

Maarek $11.99 + TD $14.99 ≒ 4,100円

40,000円

約44,100円

英語読解OK、SAA単独保有

SAA標準2ヶ月プラン

100〜150h

Maarek + TD + 山下光洋本 ≒ 7,400円

40,000円

約47,400円

SAA保有、標準的ルート

日本語フル(未経験・長期)

150〜250h

山下¥3,300+EXAMPRESS¥3,520+CloudTech¥1,980×2+Skill Builder$29×2 ≒ 16,500円

40,000円

約56,500円

未経験、3〜6ヶ月かけたい

ハンズオン重視派

200〜300h

Cantrill $80 + TD $14.99 + Skill Builder $29×3 ≒ 22,500円

40,000円

約62,500円

実機経験を積みたい

再認定ミニマル(50%割引)

30〜50h

Skill Builder $29×1ヶ月 ≒ 4,400円

20,000円(50%割引)

約24,400円

SAP-C02保有で有効期限が近い方

出典: AWS公式 受験料ポリシーTutorials Dojo Practice ExamsStephane Maarek UdemyAdrian CantrillCloudTech

SAP合格への6ルート 費用×学習時間マトリクス(24,400円〜62,500円、30h〜300h)

私が実際に歩いたのは、このうちの「日本語ミニマル(PO型)」でした。内訳はCloudTech月額980円×2ヶ月と受験料40,000円で、合計約42,000円です。学習時間は50時間、Associate 3つ持ちの状態での連続受験という前提があってのルートでした。

試験会場を出た瞬間に「もう受けたくない」と強く思いました。長時間ずっと頭を使うのは純粋に疲れますし、受験料はかかるし、会場までの移動は面倒で、そのために平日に時間給を取るのもわずらわしかったからです。費用表に載る金額だけを見ても、この「見えない面倒さ」は映らないので、ルートを決めるときは一度に受けきれる体力と時間を念頭に置いた方が確実です。

50%割引バウチャーは地味に効きます。 AWS公式の受験料ポリシー によると、試験の50%を対象とするバウチャーは試験購入時に料金の50%割引で有効と明記されているのが公式の表現です。適用条件(対象試験・発行タイミング・適用順序)の詳細は AWS Certification Account 内の Xvoucher ページで確認できます。再認定の対象者には運用上発行されているケースが多いので、SAPの予約前にバウチャー残高と有効期限を手元で確認しておくと、費用計画が立てやすくなるはずです。

生成AIトピックへの備え

SAP-C02 新章『セキュリティと責任ある AI コントロールの設計』の階層構造(Bedrockガードレール/AgentCore Identity/Step Functions)

費用と時間で教材を選び切ったあとに、もう1つ頭に入れておきたい軸があります。2026年以降のSAP対策で教材選びの新しい軸 になり得るのが、生成AIトピックへの対応です。AWS公式のHTML版 Exam Guide には、PDF v1.2(2025年2月11日発行)には無い**「新たなトピック: セキュリティと責任ある AI コントロールの設計」** セクションが追加されています。

このセクションで扱われるのは、Amazon Bedrock ガードレールによるコンテンツフィルタリング、AgentCore Identity を使った生成AIアプリへのアクセスコントロール、AWS Step Functions での承認メカニズム付き人間監視ワークフロー、の3テーマです。公式は**「これらの新たなトピックに関する問題は、新しいコンテンツの評価を目的として含まれており、試験のスコアには影響しません」** と明記しています。プレテスト枠なのでスコアには響きません。

ただし現時点でこの新章に対応している教材は確認できていません。CloudTech・Tutorials Dojo・Maarek・山下光洋本のどれも、2026年4月時点では従来の4ドメインまでがカバー範囲です。2026年後半以降の改訂で市販教材にも反映されてくるはずなので、「生成AI対応済」かどうかが教材選定の新しい軸 になります。焦って対策する必要はありませんが、「出る可能性がある」と知っているだけで本番で戸惑わずに済みます。

次に読む記事

ここまでで教材の全体像と費用の見当が付いたら、次は実際の勉強の進め方と本試験レベルの演習です。

  • 教材の使い方(問題集を何周、動画をどう見るか)の具体は → 難易度と勉強方法(C1)で、勉強パターン5型+公式4ステップの対応表
  • 本試験レベルの問題に挑戦したい方は → サンプル問題集(C3)で、私(SAP 791点合格)監修の本試験レベル問題と詳細解説
  • 試験仕様や全体像をもう一度確認したい方は → SAP完全ガイドで、75問/180分/750点/40,000円・4ドメイン配点・合格後のキャリアまで
  • SAAをまだ取得していない方は → SAA完全ガイドで、SAP受験前の通過点となるSAAの難易度・勉強時間・勉強方法を先に確認できる
#SAP #AWS #資格試験
S

Speed Study編集部

AWS認定資格の学習をサポートするSpeed Study公式編集部です。

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