AWS試験合格への最短ルート
模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう
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模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう


AWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)の受験を考えているなら、SAAとの難易度差が一番気になるところでしょう。
結論から言うと、SAPはSAAよりかなり広範囲で深い試験。問題数75問、試験時間180分、受験料44,000円。SAAの倍近いコストと時間がかかります。ただし、SAAやDOPなど他のAWS資格を先に取っておくと下準備ができて、意外と手が届きます。
私自身、AWS経験3年の状態でSAPを受けて850点で合格しました。勉強時間は約50時間。この記事では、SAPの難易度をSAAと比較した上で、合格するための勉強方法と180分を乗り切るコツまで整理しています。
SAAに受かってからSAPを目指す人がほとんどですが、「SAAの上位版」と思って受けると面食らいます。
項目 | SAA | SAP | 差 |
|---|---|---|---|
レベル | Associate | Professional | 1段階上 |
問題数 | 65問 | 75問 | +10問 |
試験時間 | 130分 | 180分 | +50分 |
合格点 | 720/1000 | 750/1000 | +30点 |
受験料 | 22,000円 | 44,000円 | 2倍 |
推奨経験 | 1年 | 2年以上 | +1年 |
問題の長さ | 普通 | 長文(200-600字/問) | 3〜5倍 |
対象範囲 | 主要サービスの設計 | 全サービスの統合設計 | 広い |
出典: AWS公式 SAP試験ページ、AWS公式 SAA試験ページ

数字以上に体感で差を感じるのは問題文の長さ。SAAは1問あたり2-3行ですが、SAPだと10行以上の問題もザラです。最初は読むだけで疲れるものの、何度も問題を解いていくとパターンが読めるようになり、要点だけ拾えるようになりますね。
SAPの出題は4ドメインに分かれています(AWS公式試験ガイド)。
ドメイン | 配分 |
|---|---|
複雑な組織に対応するソリューションの設計 | 26% |
新しいソリューションのための設計 | 29% |
既存のソリューションの継続的な改善 | 25% |
ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速 | 20% |
SAAが「設計できるか」を問うのに対し、SAPは「複雑な要件下で最適な設計を選べるか」を問う試験。マルチアカウント、クロスリージョン、ハイブリッド構成など、実務で遭遇する複雑なシナリオが中心です。要するに、SAAは知識の試験でSAPは判断力の試験。ここが決定的な違いでしょう。
SAPはAWS認定資格の中で最難関級の試験です。
「応用情報技術者とSAPはどちらが難しいか」という質問をよく見かけますが、正直これは比較しにくい。応用情報はIT全般の広い知識を問うのに対し、SAPはAWSの設計に特化しています。AWS実務経験がある人にとってはSAPの方が取りやすいですし、逆にAWS未経験なら応用情報の方が楽でしょう。畑が違うので単純比較はできません。
AWSは合格率を公表していませんが、合格体験記の出現頻度から見ると30〜50%程度という目安がよく挙げられています。SAAの推定合格率(50〜75%)と比べると明確に低い数字。合格ラインは750/1000で、AWSは難易度加重のスケールスコアを使うため正解数と点数は単純に対応しません。全問正解は不要ですが、長文を読み解く力と最適解を選ぶ判断力が必要です。
合格体験記を調査した結果、勉強時間は30〜200時間以上と大きな幅があります。バックグラウンドで全く違ってきます。
あなたのレベル | 目安時間 | 期間 |
|---|---|---|
AWS全冠級(複数資格保有) | 30〜50時間 | 2〜4週間 |
SAA+実務経験あり | 50〜100時間 | 1〜2ヶ月 |
SAA取得済み・AWS実務なし | 100〜200時間 | 2〜4ヶ月 |
SAAなし | 受験非推奨 | — |
SAAを持っていない状態でSAPを受けるのはおすすめしません。SAPの問題はSAAレベルの知識を前提としているため、基礎が抜けていると問題文の意味すら理解できない場面が出てきます。「SAP受けたいけどSAAまだ」という人は、まずSAAの取得が先です。
私がおすすめする受験順序はこれ。

SAPは設計だけでなく、運用、開発、移行、コスト最適化と全方位から問われる試験。先にSOA・DVA・DOPを取っておくと各分野の基礎がカバーされた状態でSAPに臨めるので、勉強時間も短く済みますし得点も取りやすくなります。私の場合、この順番で受けて50時間で合格できました。
もちろん、SAA→SAPの直行ルートでも合格は可能。ただし勉強時間は100〜200時間に跳ね上がります。時間に余裕があるなら、遠回りに見えても他のAssociate資格を先に取る方が効率的ですね。
SAPの勉強法は基本的にはSAAと同じ。問題を解いて、間違えた問題を復習する。これを繰り返すだけです。
私の場合は約50時間、スマホだけで完結させました。カフェ、電車、自室のベッドの上。スピードスタディの問題集とAI解説だけで合格しています。やったことはシンプルで3つだけ。
3番目がSAPでは特に大事です。
SAPの問題には「AWSが正解にしたい設計」の傾向があります。これを掴めると初見の問題でも正解を絞りやすくなります。
まず、SQSは頻出。非同期・疎結合の設計が選択肢にあればほぼ正解です。EC2よりLambda、ECSよりFargateなど、サーバーレス側に答えが偏る傾向も顕著で、自前構築よりマネージドサービスの組み合わせが好まれる。スケーラビリティ、可用性、コスト最適化。この3つを満たす選択肢が正解と思って間違いありません。
これは暗記ではなく、問題を何度も解くうちに自然と見えてくるもの。スピードスタディでは問題ごとに要点を解説しているので、パターンの把握がしやすいです。
SAP対策の教材選びについては「SAPにおすすめの教材・問題集」で詳しく比較しています。
SAPで意外と見落としがちなのが、180分の試験時間をどう使うかという問題。
問題文が長いため、集中力が50問目あたりで切れる人が多い。体験記でも「後半は頭が回らなくなった」という声が目立ちます。私も正直、60問を過ぎたあたりで頭がぼんやりしてきました。
SAPの問題は日本語翻訳の質にムラがあります。意味が取りづらい問題に出くわしたら、画面右上の言語切替で英語に変えてみてください。原文の方がシンプルに書かれていることが多いですね。英語に抵抗がなければ、この切り替えで1問あたり30秒〜1分の節約になります。
75問を180分で解くと、1問あたり2分24秒。
前半(1-25問)はやや丁寧に読んでください。ここで正確に解いておくと後半が楽になります。中盤(26-50問)はペースを維持。迷ったらフラグを立てて先に進む。後半(51-75問)は疲れが出てきますが、パターンが見えていれば時間短縮できるはず。残り時間でフラグ付き問題を見直す流れです。
AWS資格を複数持っている人で30〜50時間、SAA取得済みで50〜100時間が目安。私はAWS3年+他資格保有の状態で約50時間でした。詳しくは「SAP完全ガイド」をご覧ください。
SAAを先に取ることを強く推奨します。SAPの問題はSAAレベルの知識が前提です。AWS未経験からいきなり受けても合格は難しいでしょう。まず「CLF完全ガイド」→「SAA完全ガイド」の順で進んでください。
SAPとDOP(DevOps エンジニア プロフェッショナル)が最難関級。SAPは設計の総合力、DOPは運用+開発の統合力を問います。どちらが難しいかは得意分野次第です。
不合格日から14日後に再受験できます(AWS認定ポリシー)。受験料44,000円は毎回かかりますが、既存AWS認定保有者は50%オフの割引が使えるので、必ず適用してください。
この記事を書いた人 — スピードスタディ編集部。AWS実務経験を持つエンジニアが、AWS資格対策の学習プラットフォーム「スピードスタディ」を開発・運営しています。記事内の試験情報はAWS公式ドキュメントに基づいています。最新情報はAWS公式の認定ページでご確認ください。
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