AWS試験合格への最短ルート
模擬問題とAI解説で、AWS認定試験の合格を目指しましょう
AWS認定AIF(AIプラクティショナー)は、AI・機械学習・生成AIの基礎知識を証明するFoundationalレベルの資格です。試験コードはAIF-C01。90分65問の試験で、合格スコアは700/1000。合格者の学習時間は10〜60時間と幅がありますが、経験レベルに合った準備をすれば十分合格が狙えます。
私はAWS認定を6つ取りましたが、SageMakerやBedrockは実務で触れていません。AI/MLは「隣の部署がやっていること」でした。AIFはまだ受験前ですが、6資格を取る過程で身についた試験の攻略法をベースに、日英42件の合格体験を調査・分析した結果をこの記事にまとめています。
AIF(AIプラクティショナー)の対策情報は、この記事(全体像)と5本の詳細記事に分けてまとめています。すでに知りたいことが決まっている方は、そちらから読んでいただいても大丈夫です。
テーマ | 詳細記事 |
|---|---|
勉強方法 | AIFの勉強方法ガイド(準備中) |
勉強時間 | 勉強時間の目安(準備中) |
難易度と合格率 | AIFの難易度と合格率(準備中) |
おすすめ教材 | おすすめ教材まとめ(準備中) |
問題集と解き方 | 問題集と解き方(準備中) |
この記事では、AIF試験の全体像を一通り解説します。
AWS認定資格は12種類あり、4つのレベルに分かれています。AIFはCLF(クラウドプラクティショナー)と同じFoundational(基礎)レベルに位置する資格です。CLFがクラウド全般の基礎知識を問うのに対し、AIFはAI・機械学習・生成AIに特化しています。
比較項目 | CLF | AIF |
|---|---|---|
分野 | クラウド全般 | AI/ML/生成AI |
想定経験 | クラウド6ヶ月 | AI/MLテクノロジー6ヶ月 |
出題ドメイン | 4ドメイン | 5ドメイン |
開始時期 | 2018年(C02は2023年) | 2024年10月 |
では、誰が受けるべき資格なのか。AWS公式の試験ガイドには「AI/MLテクノロジーを使用するソリューションを熟知してはいるが、必ずしも構築するわけではない個人」と書かれています。ビジネスアナリスト、PM、営業、マーケティング、ITサポートなどが対象です。作る側ではなく、使う側のための資格です。
しかもコーディングや数学的な分析は出題されません。実際に主婦が30日で合格した事例や、営業職がUdemyの模擬試験で合格した事例もあるので、開発経験がなくても受けられます。
インフラエンジニアとしてEC2やLambdaは日常的に触っていても、SageMakerやBedrockは別世界に感じるかもしれません。AIFはその入り口になる資格です。
AIFがどんな資格かイメージできたところで、試験の具体的な中身を確認します。
項目 | 内容 |
|---|---|
試験コード | AIF-C01 |
問題数 | 65問(択一選択 + 複数選択) |
試験時間 | 90分(1問あたり約1分23秒) |
合格スコア | 700/1000(換算スコア) |
受験料 | 100 USD / 15,000円 税別(税込16,500円 ※為替により変動) |
配信 | Pearson VUE(テストセンター or オンライン) |
言語 | 日本語含む12言語対応 |
有効期限 | 3年 |
# | ドメイン | 配分 |
|---|---|---|
D1 | AI と ML の基礎 | 20% |
D2 | 生成 AI の基礎 | 24% |
D3 | 基盤モデルの応用 | 28% |
D4 | 責任ある AI に関するガイドライン | 14% |
D5 | AI ソリューションのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス | 14% |
D2(生成AI)とD3(基盤モデル)で合計52%。試験の半分以上がGenAI関連で、Amazon SageMakerとAmazon Bedrockがこの試験の中心サービスになります。
ただし、42件の合格者の声を集めてわかったのは、AWSサービスの知識だけでは足りないということです。「AWSのサービス名を問う問題よりも、機械学習の基礎概念を問う問題の方が多かった」と複数の合格者が報告しています。教師あり学習と教師なし学習の違い、過学習の原因、モデル評価指標(F1スコア、BLEU等)といったML基礎知識がD1〜D3にまたがって出題されます。
出題形式についても補足しておきます。試験ガイドには択一選択・複数選択に加え「並べ替え」「内容一致」の4形式が記載されています。ただし英語圏の合格者からは「並べ替え・内容一致は実際には出なかった」という報告もあり、現時点では択一と複数選択が中心のようです。
合否は100〜1,000の換算スコア(scaled score)で判定され、700点以上で合格です。「700/1000=正答率70%」ではなく、問題の難易度に応じて換算されます。模擬試験では80%以上を安定して取れる状態を目指してください。
65問のうち採点対象は50問です。残り15問は将来の出題のためのデータ収集用で、どれが対象外かはわかりません。全問真剣に解く必要があります。ただし推測による解答にペナルティはないので、わからない問題も空欄にせず回答してください。
CLFを6資格最後に受けたとき、807点でした。正直、もっと取れると思っていました。Foundationalだから簡単だろうと油断すると足元をすくわれます。
試験の全体像がわかったところで、次は多くの受験者が気にする難易度です。
日英42件の合格体験を調査した結果、「CLFより難しいが、SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)ほどではない」が一致した評価です。10段階で4〜5程度という声もあります。
ただし「Foundationalだがassociate寄り」と感じている合格者も複数います。CLFと同じ基礎レベルの試験ですが、AI/ML固有の専門用語(温度パラメータ、Top-K、ファインチューニング、ハルシネーション等)を問われるため、用語に馴染みがないと難しく感じます。
注意点が2つあります。1つ目は、模擬試験より本番の方が難しかったという声が多いこと。模試で80%取れていても油断は禁物です。2つ目は、日本語翻訳にブレがあること。画面上で英語原文を表示できるので、意味が取りにくい問題では切り替えてみてください。
ドメイン別に見ると、山場はD2(生成AIの基礎)とD3(基盤モデルの応用)です。この2つで配点の52%を占めるうえ、Bedrockのガードレール機能やRAG(検索拡張生成)といったGenAI固有の概念が問われます。一方、D4(責任あるAI)とD5(セキュリティ)は配点14%ずつですが、バイアス検出やコンプライアンス等、他のAWS資格にはない独自のテーマなので油断できません。
合格率はAWS非公開です。推定値には根拠がないので、自分の模擬試験スコアで判断する方が確実です。
難易度の詳細やCLFとの比較は「難易度と合格率」の記事(準備中)で解説しています。
次に気になるのは勉強時間です。実際にどのくらい勉強すれば合格圏に入れるか見てみます。42件の合格体験から集約した目安は以下の通りです。
レベル | 時間目安 |
|---|---|
AWS複数資格 + ML経験あり | 5〜10時間 |
CLF / AWS1-2資格保持 | 10〜20時間 |
IT経験あり・AI初心者 | 20〜40時間 |
IT未経験・完全初心者 | 40〜60時間 |
※日英42件の合格体験記から集約した目安です。
5日間で810点を取った方もいれば、30日かけて合格した方もいます。大事なのは時間の長さより、模擬試験で8割以上を安定して取れるかどうかです。自分のペースで進めてください。
具体的な学習スケジュールは「勉強時間の目安」の記事(準備中)で解説しています。
勉強時間の目安がわかったら、次は具体的な勉強方法です。42件の合格者データから抽出した王道パターンは3ステップです。
面白いのは、間違えた問題をChatGPTやClaudeに貼り付けて「なぜこの選択肢が正解で、他が不正解なのか」を説明してもらう学習法が英語圏で広まっていることです。AIの資格をAIで勉強する。理にかなっています。
42件の中で満点(1000点)を取った合格者の学習法を見ると、Cloud Licenseの問題集を3周していました。1周目はわからない用語やサービスを徹底的に調べ、2周目・3周目はほぼ正解できる状態にしてから受験しています。「Cloud Licenseを完璧にしておけばまず落ちない」というのがこの合格者の評価です。
スタート地点は経験レベルで変わります。IT未経験の方は、まずCLFのテキストでAWSの基礎を押さえてからAIFに進むのがスムーズです。CLFを保持している方ならSkill Builderから直接始められますし、ML経験者なら模試から入って弱点だけ補強すれば十分です。
勉強方法の詳細は「勉強方法ガイド」の記事(準備中)にまとめています。
次は具体的な教材です。
カテゴリ | 教材名 | 特徴 |
|---|---|---|
公式(無料) | AWS Skill Builder Exam Prep Plan | 18時間。日本語一部対応。まず最初に |
公式(無料) | Official Practice Question Set | 20問。レベル感の把握に |
書籍 | AWS認定AIプラクティショナー 合格対策テキスト(技術評論社) | 日本語の定番対策本 |
Udemy | Stephane Maarek Ultimate AIF-C01 | 6.5〜9時間。英語圏の圧倒的定番 |
問題集 | Cloud License | 日本語。7問×14セット。満点合格者が推奨 |
正直、CLFと比べると教材の選択肢は少ないです。書籍は日本語で2冊程度しかありません。そのぶん「何を使えばいいかわからない」という迷いは少ないとも言えます。無料のSkill Builderで始めて、問題演習で仕上げるのが現実的なルートです。
各教材の詳しいレビューと組み合わせ提案は「おすすめ教材」の記事(準備中)にまとめています。
教材が決まったら、次は試験本番に向けた準備です。
試験は通年実施で、テストセンターは24時間前まで予約できます。
試験言語は日本語を選択可能です。ただし翻訳で意味の取りにくい問題もあるので、画面上で英語原文に切り替えて確認できます。原文を併用できることは覚えておいてください。
なお受験料はUSD建てなので、為替レートによって円での支払額が変動します。AWS公式の料金ページによると、為替レートは少なくとも毎年1回更新されます。
AIFに合格すると、次の試験で使える50%割引バウチャーがもらえます。デジタルバッジ(Credly経由)も発行され、LinkedInプロフィールに表示できます。
ステップアップの道は2つ。AI/ML方面ならMLA(Machine Learning Engineer Associate)、クラウド方面ならSAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)です。ある合格者の感触では、MLAとAIFは学習内容の重なりが大きく、間を空けずに進むのが効率的だそうです。
AWS認定を6資格取って実感したのは、資格は名刺代わりになるということです。「AIの基礎がわかる人」と証明できることの価値は、思った以上に大きいです。
万が一不合格でも、14日間の待機期間を置けば再受験できます。回数制限はありません。初回655点で不合格になった後、再受験で合格した方もいます。スコアレポートでドメイン別の強み・弱みがわかるので、弱点を集中補強して再挑戦してください。
Q. CLFとどっちを先に取るべき?
AWSの基本サービス(EC2、S3、IAM等)に馴染みがないなら、CLFが先です。CLFで基礎を整理してからAIFに進む方がスムーズです。すでにCLFを持っている方や、AI/MLに直接興味がある方はAIFから始めても問題ありません。CLF完全ガイドも参考にしてください。
Q. IT未経験でも受かる?
はい。40〜60時間の学習で合格可能です。主婦が30日で合格した事例、営業職が合格した事例もあります。コーディングは出題されないので、開発経験は不要です。
Q. 受験料はいくら?
15,000円(税込16,500円)/ 100 USDです。為替レートにより定期的に更新されます。
Q. 有効期限は?
3年間です。再認定はAIF再受験か、上位資格(MLA等)の合格で更新できます。
Q. 過去問はある?
AWS公式には非公開です。Official Practice Question Set(無料・20問)やCloud License、Udemy模擬試験で代替するのが一般的です。
AIFの試験対策にはスピードスタディも活用できます。AWS認定の問題演習ができるサービスです。
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